テスト4
 特別編:「祝!ダンジジャー1周年」
「祝!急襲戦隊ダンジジャー1周年!!!!!!」
「ほう、もう1周年なのか」
「えー!?くろさんしらなかったのー!?おれでもちゃんと知ってたのに」
「翠に言われるとすごくショックなんだけど…」
「(私も知らなかったけど言わないでおこう)」
「もう1年か…早いものだな」
「本当ですね。最初はどうなることかと思いましたが」
「そうですよね。はじめは細々とした活動ばかりでしたし」
「でもでも、今じゃほら!ちゃんとした活動になってきてるじゃん!」
「確かにそうだな」
「そういえば…何がきっかけで私たちの活動が世に広まったんだ?」
「ん?そう言われるとそうだな。あまり目立たない様にはしていたんだが」
「もしかして!誰かしゃべっちゃいました?」
「ちょ…とーや!なんでこっち見るんだよ!」
「この中では翠先輩が一番可能性高いかなーって★」
「な、なんでだよ!こーすけだって自慢しそうだろ!」
「ばっかじゃねーの!オレはそんなことしないっての。リーダーだぞ!」
「おれはそんなのみとめてなーーーーい!」
「いい加減認めやがれ!」
「紅輔、翠、喧嘩はよくないぞ」
「孝紫くんの言う通りですよ。また黒ノ介くんの胃が悪くなるじゃないですか」
「え…琥珀?そこで俺に振るの?」
「くろさんごめんなさい」
「黒ノ介くんごめん…」
「え…なんで今謝られたの」
「まったくしようのない奴らだな…」
「二人とも、ちょっとは葵くんを見習ってほしいですね」
「話は戻りますけど、どうしてボクたちの活動って広まったんですかね?」
「大方、私たちの活動を見たどこぞの誰かが広めたのだろう」
「その可能性はおおいにありますね」
「どこぞの誰かって?」
「私が知るわけがないだろう」
「でも考えてみたらオレたちの活動を知られるって良いことだよな。
 ”九州のアピール”も活動内容の1つだし…」
「それもそうだな。
 俺たちが活躍することで九州を知ってもらえるなら…特に問題はないな」
「確かにそうですね。こうやって広まるっていいことですし!」
「ああ…どこぞの誰かさんに感謝だな」
「みっともないとこ見せないようにますます頑張らないと、だな!」
「…なーんだ…てっきりみんながおれのみりきに気付いたんだと思ったのに」
「…?”みりき”ってなんですか?」
「えー、とーや知らないの!?」
「翠くん?恐らく”みりょく”と言いたかったのでは?」
「なんだ漢字の読み間違えかよ」
「1年経っても翠の頭は残念なままか…」
「な!だってよめるじゃん!みりきってよめるじゃん!」
「翠は漢字の書き取りからはじめような」
「え、えぇええええーーーそんなあああああ」
「仕方ないな。翠、手伝ってやろう」
「孝紫くん、甘やかしては駄目ですよ」
「そうだぞ孝紫。手伝ったら翠のためにならないからな」
「む…そうか…」
「皆さん翠先輩には厳しいですね…」
「馬鹿だからな」
「ああ、馬鹿だからな」
「く、くっそー!みんなおぼえてろよー!」
「はいはい。だいぶ話が逸れたが…
 俺たちの活動も無事に1周年という節目を迎えることができたわけだ」
「そうですね!なんだかあまり実感が湧きませんがすごいことですよね!」
「1年経ったからといって、僕たちの活動が変わることはありません。
 これからも変わらず活動を続けていきますよ」
「千里の道も一歩から、だな」
「何事も初心を忘れてはいけないからな」
「そうだよな!漢字はできなくても、地元をアピールすることはおれにだってできるからな!」
「ここまでこれたのも、こうやって1周年のお祝いが出来たのも、
 全部ぜーーーーーんぶみんなのお陰なんだぜ!
 本当に、本当にありがとう!
 オレ達ダンジジャーの活動はまだまだ始まったばかりだ!
 だから、これからも応援よろしく頼むぜ!」
『これからも【急襲戦隊ダンジジャー】をよろしくお願いします!!!』